ExcelのROW関数で行番号を取得する・ROW関数で連番を振る便利な使い方

ROWは指定したセルの行番号を返す関数ですが、指定しない場合自身のある行番号が返るので連番を振るのに便利です。

構文 ： ROW（範囲）

• 範囲を省略すると、ROW関数が入力されているセルの行番号が返ります。
• 範囲は連続しているセルを指定します。

列番号を求めるにはCOLUMN関数を使います。

ROW関数の使い方

リボンの［数式］～関数ライブラリ［検索／行列］～［ROW］を選択します。


関数の引数ダイアログボックスが開きます。
ここでは仮に、C4と入力してみます。


これでC4セルの行番号の「4」が表示されました。

ROW関数で連番を振る便利な使い方

下のような製品一覧表に連番を追加します。
先頭の製品に、引数を指定しないROW関数を入力します。
=ROW()


先頭の番号が「3」になっているので「-2」を追加します。
=ROW()-2
これで先頭の番号が「1」になりました。


ROW関数を下にコピーすれば連番の完成です。


ROW関数を使い連番を作成すると、下のように行を挿入しても番号は自動的に修正されます。


挿入位置にコピーすれば連番になります。