Excel VBAで使用する変数の型・名前の付け方・宣言の仕方

変数とは値を一時的に格納する文字列や記号のことです。



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変数は使用する前に型の宣言を行います。(宣言しなくてもかまいませんが、した方が後で分かり易くなります)

変数の型とは、数値だけを代入する変数や日付だけを代入する変数などのように指定することです。

変数の名前の付け方はハンガリー記法やキャメル記法などの規則がありますが、最終的には会社やプログラマーの好みやクセで付けられています。

一応一般的なルールがあり例えば、長い名前にしない・意味のある名前を付ける・ループカウンターは「i→j→k…」の順で使うなどがあります。

関連するTipsの「Excel VBA講座 基礎知識・準備:変数」も参照してください。



変数について

変数の型

Byte 0 ~ 255 の数値
Boolean True(-1) か False(0)の数値
Integer -32768 ~ 32767 の数値
Long -2147483648 ~ 2147483647 の数値
Single 4 バイトの符号付き単精度浮動小数点。負の値は -3.4028235E+38 ~ -1.401298E-45、正の値は 1.401298E-45 ~ 3.4028235E+38
Double 8 バイトの符号付き浮動小数点。負の値は -1.79769313486231570E+308 ~ -4.94065645841246544E-324、正の値は 4.94065645841246544E-324 ~ 1.79769313486231570E+308
Currency 通貨を扱います。
-922,337,203,685,477.5808 ~ 922,337,203,685,477.5807
Date 日付・時間を扱います。
西暦100年1月1日 ~ 9999年12月31日
String 文字を扱います。
0 ~ 2GB
Object フォーム等のオブジェクトを扱います。
Variant あらゆるデータ型を扱います。
サイズが大きいのでなるべく決められた型を使用します。

例えば、Integer型に32767を超える数を代入した場合、オーバーフローのエラーになります。

変数の名前の付け方

変数の名前は自由ですが、下記の決まりはあります。

宣言の仕方

下の Hensu が変数です。 前後の部分は決まりですから覚えます。

Dim Hensu As Long



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