Excel:範囲内リストの中央値(メジアン)を取得するMEDIAN関数

MEDIAN関数の使い方を掲載しています。



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引数で指定した範囲内のリストに含まれる数値のメジアン (中央値) を取得します。

同じような値に平均値があります、中央値との違いは下記になります。

例えば年収の平均が発表された場合、年収が極端に高い人がいれば平均年収はグッと上がります。

中央値は年収の額で計算するのではなく、真ん中にいるの年収になります。

この場合も年収の低い人と高い人にかたよりがあった場合、知りたいデータになりません。

以上のようにどちらもデータの種類や求めたいものにより使い分けが必要です。

中央値を取得するMEDIAN関数の構文

MEDIAN(セル範囲1, セル範囲2, ...)

  • 引数は30個まで指定できます。
  • 引数には、数値、あるいは数値を含む名前、配列、またはセル範囲が指定できます。
  • リストの対象が偶数の場合は、中央にくる2個の数値の平均値になります。

関連する関数の「COUNT関数とSUBTOTAL関数の使い方:数値セルをカウントする」も参照してください。




範囲内リストの中央値を取得するMEDIAN関数の使い方


Excel関数の使用例

引数をセルの範囲で指定した場合 : =MEDIAN(C6:C10)

引数を数値で指定した場合 : =MEDIAN(5,6,7,8,9)

サンプル シートの使用例

パソコン金額リストの中央の金額を抽出します。


B3セルに入力したExcel関数

=MEDIAN(C6:C10)

中央値はC8セルの22となっています。

パソコン金額リスト


下のシートのようにリストが偶数の場合は、2つの中央値の3と50の平均になります。

パソコン 金額リスト

リストが昇順に並べ替えていない場合も、正常に計算されているようです。

並べ替えなくてもいいのかどうか分かりません。(並べ替えなくてもいいようです)

中央値はC10セルの25になっています。

金額リスト



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