Excel:最小値を取得するMIN関数とSUBTOTAL関数の使い方

指定した範囲の最小値を取得するMIN関数とSUBTOTAL関数の違いと使い方を解説しています。



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指定範囲内を最小値を取得するには、MIN関数かSUBTOTAL関数を使います。


SUBTOTALの構文は「 SUBTOTAL(集計方法,範囲1,範囲2,...) 」になります。

集計方法を5にすると、最小値になります。

表を抽出し表示されていないデータは計算されません。

抽出結果のデータだけを計算します。


MINの構文は「 MIN(範囲.) 」になります。

表を抽出し表示されていないデータも計算されます。

範囲内の全データが対象になります。


以上にようにMIN関数とSUBTOTAL関数の違いは、フィルターの抽出結果を計算に含めるか含めないかです。


逆に最大値の取得については「範囲内の最大値を取得するMAX関数とSUBTOTAL関数とは」を参照してください。




最小値を取得するMIN関数とSUBTOTAL関数の使い方

Excel関数の使用例


関数を入力したExcelシート(フィルターで抽出する前)

B3のExcel関数

=SUBTOTAL(5,B7:B11)

最小値の「0.912945」が表示されています。


B4のExcel関数

=MIN(B7:B11)

最小値の「0.912945」が表示されています。


B8セルは空白、B10セルは文字入力でもエラーは発生していません。

フィルタ画面


フィルターで抽出後のExcelシート

フィルタで「2」を抽出した結果です。

SUBTOTALは抽出結果での2になっています。

MINは抽出前のままの0.912945になっています。

以上からSUBTOTAL関数はフィルターの抽出結果が反映され、MIN関数は反映されていないことが分ります。

フィルタ解除画面



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